第12話

15分後―


ユナのバンが到着した。

バンにはミレたちや先生も乗っていた。 

「レイ~~!!大丈夫?!もぉーめちゃくちゃ心配したよぉーー(涙)」

ミレはバンから降りるなりレイに抱きついた。 

「レイ!大丈夫?!ケガはない?!」

先生は真っ青だ。

 「心配おかけしてホントにすみません!」 

「私たちも悪かったんです。ちゃんと3人で行動してればこんなことには…!」 

「とにかく今日はもう帰りましょう」

ユナさんが私たちをバンに促す。 

私はバンに乗り込む前に東方神起にもう一度お礼を言った。


ユノくんはちょっと怒り気味だったけど、ミッキくんが「気にすることないよ」って小声で言ってくれた。 

バンに乗り込んだ後、東方神起にまた頭を下げる。

ミッキくんとシアくんが手を振っている。

 私は控え目に笑い返した。

 バンがいよいよ出発しようとしている時、最後にジェジュンくんを見ると、また…あの顔で微笑んでいた。



 宿舎に着き自分の部屋に戻るとベットに座り込み、ふと時計に目をやる。 時計の針は22時を指している。

 留学1日目。


 あぁ…最悪!!


次の日―。


BLUE STUDIOへ到着。

先ずはミーティングから始まった。
今日1日の流れをざっと説明される。
私達はアシスタント的にスタッフの細かいお手伝いをするようだ。 いわば雑用…

でも結構重労働~。使いっぱしりっっ。 

「ちょっと隣のスタジオから白い布借りてきてくれる?全然足りないわー。予想外!」

「はいっ!」
 隣のスタジオってRoom-Dのことだよねっ。

 コンコン 「失礼しまーす」

 ガチャ…

 「あれ?レイさんっ!」

 「えっチャンミンくん!どうしてココに??」

 「俺らMV撮影してんだー。レイさんもBoAの?」

 「うんっ!すっごい偶然だね…!」 

チャンミンとペチャクチャ話しているとスタッフが気付いて近づいてきた。

「何か用?」

 「あ、白い布がお借りしたいんですが…」 

「あー、いーよ。ちょっと待ってて」

そのスタッフは奥の倉庫に入って行った。 

「昨日はホントにごめんねぇ…。

ジェジュンくん顔の傷大丈夫だった?」 

「あぁジェジュン兄さん?全然問題なかったよ。見てく?」

 「え?あ、いや…。どうしよっかな…


「白い布の子!こんなもんでいい?」

もたもたしているとさっきのスタッフが布を持って戻って来た。 

「あ、はい!大丈夫です。お借りします。ありがとうございました!」 

「じゃあねぇレイさん!」
チャンミンがニコッと手を振る。 

「うん!またね」
 (か、かわいい笑顔…アイドルだもんねっ)

 Room-Dを出て急いでBoAのスタジオへ戻る。

撮影は順調に進み、3時をまわる頃には今日のスケジュールが終わりに近づいていた。
 「はぁーー、あとは片づけで終わりだね~」
 そんなことをミレに話しているとユナさんが近寄ってきた。 

「今隣で東方神起がMV撮影してるんだけど、人手が足りないらしくて…、BoAの方はもうこれで終わりそうだから悪いけど隣に手伝いに行ってくれないかなぁ…?」

レイたちは東方神起の撮影を手伝うことになった。

 ―Room-D―

ユナさんが東方神起のスタッフに話をつけている。

「じゃあよろしくね」

「はいっ」

それぞれ作業に入り始める。

今はジェジュンくん、シアくん、ミッキくんが撮影をしている。

ユノくんはメイク中だ。

「あ、レイさん、ちょっとチャンミン探してきてくれる?見当たらないのよ…」

 「あ、はい!」

 チャンミンくん?
どこ行ったんだろ…休憩室かな?

 ガチャ…

いないなぁー‥


 ガタッ…


倉庫の方から物音がした。 

まさかチャンミンくんじゃないよね~。

倉庫に近づいて行くと、何か話し声のようなものが聞こえた。

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