第14話

「あたしが?」

「うん、背高いし、細いし…」

ユチョンはいたって真面目な顔で言う。

 「ナイナイ、ミレとナチのがキレーだよ~」

「うん、3人なんか目立ってるよね。」 

「え…;そうかな?」

「カントクが偉く気に入ってたよ、レイさんたちのこと。」

「ま、マジで?」



レイは何気なくユチョンを見る。

ユチョンは遠くの方を眺めていた。

小さい頭…。

白い肌。

長いまつげ。

適度に鍛えられた体。

長い手足。

かわいーコかと思ってたけど、クールな横顔…。



「そんなに見つめられたら顔に穴あいちゃうよ」

 向こうを向いていたはずのユチョンが突然レイにしゃべりかけてきた。

 「えっ…」

 「いつもそうやって彼氏を見つめるの?」

 ニッと笑いながらユチョンはレイのイスの背もたれに手をかける。

 「え゙っ…!!彼氏なんていないけどっ…!」

「けど?」

 笑いながらジーッと下から顔を覗き込まれる。

 「………!」

言葉が詰まる。

 それに……顔…近い……


あまり男慣れしてないレイはこんな些細なシチュエーションにもあたふたしてしまう。

 レイの頬がピンク色に染まる。 

そんな様子を見て満足げに笑うとユチョンはパッとレイから顔を離す。

「レイさんってオモシロイねっ」

そう言ってまたニッコリ笑う。


ユチョンくんって女の扱いに慣れてる?

 ……いや…私が男慣れしてないだけか…

 私さっきからおもしろおかしく遊ばれてるよ… 


「レイさんって天然っぽくもあるね」

 またミッキが話し始める。

「あ…ソレよく言われる…」

 「でしょ?外見とのギャップがいいね」

 「外見とのギャップ?」 

「うん、見た感じだとクールぽくて美人だから近よりがたいオーラあるけど…やっぱ人を見た目で判断しちゃダメだねーーっ」

 「あたし近よりがたい?!」 

「悪い意味じゃないよ?キレーな人とかカッコイー人ってそういう雰囲気あるじゃん?コワイとかゆう意味じゃなくてさ…。ジェジュンもさ、かっこいいしクールっぽい見た目だから何考えてるかわかんないっぽく見えるし近よりがたいオーラあるでしょ?俺の言ってる『近よりがたい』ってそーゆー意味だよ。」 

あぁ…確かにジェジュンくんはそういうオーラある… 

「でも実際はすっげーおもしろいよ、ジェジュンは。イーやつ!」

 「うん…。」

わかってる…。昨日の出来事で…。 


「ユチョンーー!ちょっとこっち来てー!」 エキストラの女の子達がミッキを呼んでいる。

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