第1話


[2004.07.05 →] 最初の方は2004年に書いたので2004年の設定でスタートしています。



 この物語りは100%フィクションです。 物語りの中の設定・出来事・建物は架空のものであり、 本人・事務所とは一切関係ありません。



 【序章】



 レイは今年念願の有名美大に22歳にしてようやく合格した。

 「やったぁ━━━!!」 

レイは幼い頃からハリウッド映画に憧れ、ハリウッドで美術スタッフとして働くのが夢だった。 
日本では最高峰といわれるこの美大。
留学もカリキュラムされている。

入学してからは授業で忙しく、全く遊んでいるヒマなどなかった。 それでもレイは嬉しくて仕方なかった。
自分の大好きなことを毎日やっていられるのだから。

 毎日が慌ただしく過ぎてゆき もう6月だ。すぐ夏休みだ。
レイはこの夏休みをとても心待ちにしていた。
夏休み中の短期留学が待っているからだ。 
行き先は アメリカ、イギリス、フランス、香港、韓国の5ヵ国。
しかし各国とも定員は決まっている。 希望留学先のアンケートをとり、 留学前に行われるテストで好成績の者ほど自分の希望どおりの留学先へと行けるのだ。
やはり、ほとんどの者がアメリカを希望している。
留学すると、その国々のテレビ局や映画現場など様々な所へ研修に行ける仕組みになっている。 製作にも関わることができ、毎年世界を賑わす名作映画製作の一員になれるわけだ。 留学先がハリウッドともなるばそれはもう感動モノだろう。 
もちろんレイはアメリカを第1志望。 
韓国は近年、韓国ドラマヒットの影響からか今年から留学国リストに加えられた。

 ーそして試験当日ー

やはり名門だけあって内容は厳しいものだった。

 「でも私は勉強でも実習でも手を抜いたことはないし試験が難しく感じたのは周りも同じはず!!」
そう思い直し家路についた。


 ー1週間後ー

今日はテスト結果発表の日。 すなわち留学先発表の日だ。
 次々と生徒の名前が呼ばれ…
「木村レイ」

「ぁ…はい!!」

 渡された通知表をそっとひらく。


【総合評価:Bランク】
留学先:韓国ソウル


 えっ…?韓国? 頭の中が真っ白になった。

 え…何?韓国?アメリカは? Bランクなのになんで?

パニックになっていると担任が全員に通知書を配り終えたようで、しゃべり始める。 

「えーまず皆、よく頑張った。今回は凄く皆好成績で……だが1点でも2点の差でも点数の高い者が勝者ということなんだ。今回希望どおりにならなかった者、やはり甘いということなんだ。厳しいかもしれんがプロを目指す者、これくらいの~…‥」 


もう先生の言葉なんて頭に入ってこなかった。 

この留学をどれほど心待ちにしていたか…。 なんのために2年も浪人したのか…。 アメリカへの憧れ…。 だけど、浪人も今回の結果も自分が甘かったのだろうか… 

それだとしてもショックは大きかった。 韓国がいやというわけではなくアメリカに行けないことがショックだった。 


「今日の午後からそれぞれ説明会があるから必ず出るように。」


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