第9話

って歌手なんだから当たり前じゃん━━何言ってんだあたし…失礼なこと言ってるのかも…


てか、その前に通じたのか…


 「ありがとう。」


 えっ…


日本語。びっくり。

あまりにも自然で流暢なジェジュンの発音にレイは目を丸くして驚いた。 

「に、日本語しゃべれるんですかっっ??!」 思わず日本語で叫んでいた。 

ジェジュンはレイの叫びに少し驚いたあと、手のジェスチャーと一緒に

「スコシ…」 と言って またあの微笑を浮かべた。

 優しそうな…

哀しそうな微笑み…。


ガチャ

「悪い悪い待たせたね」 さっきの男の人が帰ってきた。

 「じゃ続けようか!」

「はい…」 とジェジュンはインタビュアーの方に体を向き直した。 

やばいやばいゴミゴミ。

 でも日本語しゃべれるなんてびっくりだな…。

そういやシナも日本進出のため日本語勉強してるってミレが言ってた。 

ジェジュンくんもその為かなぁ?


 2人の方をチラッと見る。

 インタビュアーに向かって何やら真剣に話すジェジュン。

 不意にジェジュンの目線がこちらに泳ぐ。

 ジェジュンとレイの目線が交わる。

 んげっ。

 「失礼しましたぁ~」

そそくさと部屋をあとにする。

 ジェジュンはレイが消えたドアを暫く見つめていた。


 レイは控室から持ってきたゴミをゴミ袋へ入れる。 

「レイ~!遅いっ!」 先生に怒られたっ。

 「すみませ~ん。」

 片づけはもう少しで終わりそうだ。

 ―10分後―

「はいお疲れ様。今日はこれで終わりよ。これから宿舎戻って食事ね。」

  「はぁ~い」

けっこうクタクタ…。

大きいセットが多いんだもん。 

テレビ局の裏口に出るとさっきの大きいバンに乗り込む。

 東方神起は…


居ない。


 「東方神起は?」

 「あ~彼ら次の仕事に行ったらしーわよ。人気者だから」

 そうなんだぁ…。


でも確かに歓声が1番大きかったかも…。


 バンが出発した。
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