第10話


―宿舎到着―

「食事の前に明日のスケジュール言っとくねー」

「はぁ~い」 

「明日はBoAの後続曲のMV撮影に参加します。 細かいことは明日現場に行ってからになると思います。 場所はBLUE STUDIOという所で撮るんだけど、 ここはMV撮影によく使われるスタジオだから他のアーティストさんもいるかもしれません。 挨拶は徹底ね!」 

「はぁーい」

 そして食事。

またまたこれもホテル並の食事だ…。


 18:00―。

「じゃあ、この後は自由時間よ。出かけてもいいけど、くれぐれも気を付けてね。門限も無いけどケータイ手放さないでね!」

「はーい」

 私たちはとりあえずソウルの街を歩いてみることにした。 

街は若者であふれている。

ミレたちはCDショップでお気に入りのCDを買っている。

 私はCDショップの外のベンチで待っていた。


 30分後―。


 「お、遅いなぁ…。」


レイは店の中に入りミレたちを探した。

 …どこにも見当たらない。 

もしかしたら入れ違いになっちゃったのかも…っと外のベンチへ急ぐ。


 いない…。

 「まじで…」
どうしよう!はぐれた?!

 レイは近くを必死で探し回った。

 「どうしよう…ミレたち無しじゃ宿舎まで帰れないよぉ…。ケータイもミレとナチだし。」


 1人で立ってるのも変だし目立ってるから場所移動しよう。

 人通りの少ない路地のベンチに座った。

 どうしよう…

とりあえず人に聞いてみようかな…

しかもココちょっとキケンかも…。
暗いし人ほとんど居ない。 


そう思って立ち上がった瞬間、誰かがレイの肩をつかんだ。

 振り返ると2人組の男が立っていた。

 えっ…

 「今ヒマ~?ヒマならどっか遊びに行こーよ」

1人の男がレイの細い腕をつかむ。

 「ちょ…困ります!」 レイは腕を引く。

が、力ずくで引き寄せられてしまう。

 「いーじゃん、行こーよ♪」 

「ちょっとっ…離して!やだ!」 強引に引っ張られて行く。

 恐怖でレイは涙をにじませる。

 どうしよう!

誰かっ…!!



 「お前ら何やってんの?その人嫌がってない?」



後ろから声が聞こえた。

 誰か…気付いてくれた…!

 街路灯の逆光で顔はよく見えない。 

「は?何言ってんだよ。俺の女だよ」

男たちはレイの肩をグッと引き寄せる。

 「でも泣いてんじゃん。」

 「あぁ?なんだよお前!今ケンカしてたんだよ!」 

「ち…違います!無理矢理ひっぱられて…!」 

レイがそう叫んだ瞬間、2人組の男たちはその人に殴りかかった。

 「ちょっ…!ちょっと!!やめて!!誰か!!」


殴られて地面に倒れた瞬間、街路灯に顔が照らし出された。



 「っ!ジェジュンくん!!」


 2人はなおもジェジュンに殴りかかる。


 「やめて!!誰か!!いやぁ…!」 レイは泣き叫んだ。

To be continued
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